チェック用に手放せないフリクションペン、インク切れとの付き合い方を考えてみた話

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書類の確認、数値の読み合わせ、間違えた項目への書き込みと訂正——ひとり総務の日々の実務では、地味だけれど「消せるペン」の存在がありがたい場面が多い。私が主に使っているのはフリクションペンです。

とにかく、間違えたら消せるというのがありがたい。深く考えずに書ける。

便利に使い続けている一方で、ずっと気になっていたことがある。インク切れの問題だ。今回は一度腰を据えて調べ、実際に試してみた結果をまとめたいと思います。

目次

チェック用として手放せない理由

「間違えたら消せる」「対応が終わったら消せる」というのは、書類やチェックリストを扱う仕事にとって思っている以上に大きなメリットだと感じています。

チェックだからと言って、普通のボールペンで書いてしまうと、間違えても消せないのが地味に困る。チェックの漏れを防ぐには見やすさがかなり重要ですが、修正ペンや塗りつぶしで修正すると、書面が見づらくなってしまう。

わたしはその日にしなければならない仕事を1枚の紙にTO DOリスト的にまとめています。それらを、終わった順にどんどん消していくのですが、これについては終わったものにチェックを入れていくより、最初に赤のフリクションでチェックを入れておいて、終わった仕事のチェックを消していくほうが、視覚的に確認しやすいので気に入っています。

デジタルでやればいいのでしょうが、なんとなく紙の方がしっくりくるのです。世代ですかね。

気になっているインク切れの実態

一方で、使い続けていて気になっているのがインク切れの問題です。

まず、単純に減りが早いように感じる。

これは正直、それほど気にしていません。チェック用途で使っている限りは、それほど減りません。もっとコスパが良ければほかの用途にも使えるのになぁ、とは思いますが。

気になっているのはむしろ別の点です。
細めのタイプを使うと、インクが残っているはずなのに出なくなるケースが目立つという点です。振ってみても、試し書きを繰り返しても復活しないことが結構よくあります。まだインクが入っているのが見えるだけに、これは単純に「使い切った」のとは違う、もやもやした感覚が残る。

すごく残念な気分。

今使っているのは主に0.5mmなんですが、実際に文字を書いてみると太く感じます。ボールペンの0.5mmより太いと感じる。チェックは0.5mmそれでいいのですが、細かい書き込みには0.38mmを使いたい。ただ、この「出なくなる」現象が細字で目立つように感じたため、あまり買わなくなって、結局0.5mmばかりを使っています。

調べてみたら、2種類の「出ない」があった

今回、腰を据えて調べてみたところ、フリクションペンの「書けない」には、性質の異なる2つの現象が混ざっていることが分かった。

ひとつは、熱による無色化です。パイロット公式のFAQによると、フリクションインキは60℃以上になると無色になり、マイナス10度以下になるともとの色が復元し始め、マイナス20度前後になると完全に色が戻るという特性を持っているそうです。夏場の車内などに置きっぱなしにした場合はこちらが原因になっていることが多い、とのこと。

わたしはこの状態になったことはないです。家かオフィス内でしか使わないので。

もうひとつは、物理的にインクが出てこなくなるケースで、わたしの悩みはこちらです。いくつかの体験談で共通していたのは、ペン先に空気が入ることが原因という説明でした。ペンを逆さまにして長時間置いておくなどすると、重力でインキが下がり、ペン先に空気が入ってしまうことがあり、それが原因でインキが出なくなってしまうことがあるという。

実際に試してみた結果

調べて出てきた対処法のうち、自分でも実際に試したことがあるものが2つある。

ひとつは、水で湿らせる方法です。ペン先を水で軽く濡らし、ティッシュで拭き取ってから試し書きをする、というやり方です。実際に試してみたところ、実際に復活したので驚きました。フリクションは水性なので、この方法が有効なようです。

残っているのに出なくなったペンが、書けるようになったときは単純にうれしかった。

もうひとつは、遠心力を使う方法です。ペン先に入った空気を抜くために、ペンを振り回す(輪ゴムで縛って振り回す、という紹介のされ方もしていた)というものですが、こちらは自分の場合、復活しませんでした。水で濡らす方法でも直らなかったときに追加で試したのですが、どうやってもこの替え芯は復活しませんでした。

おそらく、空気が入ったことによる詰まりなのか、インクそのものが乾いてしまっているのか、原因によって効く対処法が違うのだろうと思う。今のところ、自分では原因の切り分けができないので、「とりあえず水でぬらす。ダメだったら振ってみる」という方法でやっていこうと思います。

まとめ

書けなくなったフリクションペンにも、原因は一様ではないということが、今回調べてみてよく分かりました。

熱による無色化と、物理的にインクが出てこなくなるケース。自分が困っていたのは後者で、水で濡らす方法は思っていた以上に効果がありました。ただ、それでも復活しないこともあり、遠心力の方法を試しても結局ダメだった替え芯もあります。

原因を完全に切り分けられたわけではありませんが、「まず水で濡らす、ダメなら振ってみる」という順番だけでも、自分の中で持てたのは収穫でした。

0.38mmを気兼ねなく使えるようになるかは、まだこれからの課題です。同じように「残っているのに出ない」に悩んでいる方がいたら、まず水で濡らす方法を試してみてください。

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